昔から1Passwordを使っていて、これまではスタンドアロンタイプの買い切りで利用してきました。
1Password 8からは完全にサブスクリプション型に移行してしまったのでサブスクリプションで利用しています。
サブスクリプション型ではこれまでと同じように管理できますが、基本的にクラウドベースの同期型で管理されます。
私は用途ごとにいくつかのヴォールトに分けて中身を管理しています。例えば、少しお手伝いしたプロジェクトなど。そういった中にはお手伝いが終了したプロジェクトもあるため、本来であればその時点で削除するのが好ましいのですが、状況により引き継ぎが完了していなかった情報があった場合、あとから確認されるケースもあります。
あるいは、個人的に過去に使っていたけど、現在は不要になった情報などもあると思います。
そういった削除したくないけど、普段は使わないため非表示にしておきたいヴォールトについて、ヴォールト単位でアーカイブする機能はないかなと思っていたのですが、そういったものはなさそうで、諦めていました。
が、改めて1Passwordをウェブから確認したところ、これを実現できそうなものがあり、実際できたのでメモしておきます。
ホーム画面から対象の保管庫の詳細画面に行き、保管庫へのアクセス可能なユーザーリストで、アカウント名の右にある歯車アイコンから、パーミッションで「閲覧を許可する」「編集を許可する」の権限を取り除くことで、ヴォールトを削除せず非表示にすることができます。
再度必要になった場合、右サイドメニューの「保管庫」の画面から遷移、対象の保管庫を選択し、再度閲覧/編集権限を付与すれば良いです。