スマートフォンが普及してからだいぶ経ち、国外からの旅行者向け、観光誘致も込めてまちなかで使用できるフリーWi-Fiもだいぶ普及が進んできました。
おかげで飲食店などに入り、その店内でWi-Fi経由で調べ物をしたりするのにはとても便利だったりします。
しかし、フリーWi-Fiに接続した途端にサイトに接続できなくなることありますよね。あれ鬱陶しいですね。
これは少し仕方がない部分があって、これもまた最近広まっている、常時HTTPS通信によるものが影響してます。
何故繋がらなくなるのか
HTTPSの通信によって通信の内容は暗号化されています。その内容は利用者以外からは読み取れません。また、その通信内容を改ざんすることもできません。
フリーWi-Fiで繋がらなくなるのはこの通信に介入(実質的には一部改竄)し、Wi-Fiの事前認証情報にログインしていない場合はログイン画面に移動させようとします。
また認証されていない場合、ログイン画面と、一部の許可されたサイト(例えば店舗のウェブサイトなど)以外は通信を制限するようにしています。
この機能はフリーWi-Fiのルーターの機能によるもので、これをキャプティブポータル(Captive Portal)といいます。
そのためログイン画面に遷移させることもできず、外部のサイトへの接続も制限された結果、フリーWi-Fiにつないだ途端にウェブサイトにつながらない。という状態が発生します。